原石の迫力をそのままに! アイランドリング
こんにちは、トシです。
Skystone Trading のイチオシのターコイズと言えばLone Mountain です。
1970年頃に採掘されたものの中には、目を見張る石があります。
色合いの良さに加え、硬度が高く粘り気もあり、それによって強い艶が生まれ、割れにくいのが特徴です。
今回はLone Mountain Turquoise を使った小寺オリジナルジュエリー【アイランドリング】の紹介となります。
[今や入手困難な1970年頃のLone Mountain ]
その時代のスーパーハイグレードのLone Mountain のルースはほぼ出回らず、新たに入手する事は困難です。
Skystone Trading ではナゲット(塊り状の原石)を、小寺が長年を掛けて信頼関係を築いたオーナーから入手し、それを自らカットし磨き上げています。
ナゲットはカットし磨いてみないと果たしてジュエリーとして使える石か? 分かりません。
それに大金を注ぎ込んで購入する事は、大変な冒険です。
「賭けのようなナゲットよりも、磨き上げられたルースの方が高価だろう」と考えてしまいますが、さにあらず。
厚みがある高品位のLone Mountain のナゲットですと、通常は真ん中から2枚におろしますから、一個のナゲットから複数のルースが取れます。
ですのでナゲットはとても高価なのです。
Lone Mountain Turquoise のナゲット
その様な高価なナゲットですから、闇雲には購入できません。
小寺のターコイズに対する深い造詣と、類まれな眼力で、白っぽい岩から少しだけ顔をのぞかせるLone Mountain の片鱗からグレードを見極め、
Yasutomo Kodera のブランドとして世に出せるものだけを選び抜きます。
[いざ、ナゲットのカット]
ナゲットから不要な部分だけを慎重に取り除いて行きます。
例えばですが、岩から化石を取り出すのであれば最終的な形は最初からイメージできます。
それとは違い、不透明なターコイズは「どこまで削ればベストの状態なのか」、先が見通せません。
その見極めがとても難しい事がご理解頂けると思います。
裏側も見事
[アイランドリング]
「一つのナゲットから複数のルースが取れる」と、先に述べました。
あえて石を薄く切る事をせず、ナゲットの迫力を残した石を島に見立ててセットした指輪が、アイランドリング(Island Ring )です。
石を薄く切っていませんから、存在感が物凄く、強度もあります。
長く装着しているうちに、どうしてもリング自体には小傷がつきますが、硬度の高いLone Mountain は益々と輝きが強まる感じがします。
着用しているうちに裸眼では見えない石の表面のスクラッチが消えて滑らかになるからかもしれません。
石が愛おしくて手触りの良い石の凹凸をナデナデしてしまいますからね。
シルバー、ゴールドやプラチナに浮かぶターコイズの青い島。
この贅沢な風景に、思わずうっとりしてしまいます。