ナバホ出身のマッキー・プラテロ(Mckee Platro)は、圧倒的なオリジナリティと技巧をもつ、現代最高のインディアンジュエリー・アーティストだ。独特のセンスでインディアンジュエリーをアートとして確立させたひとりとされ、年間にわずかしか製作されない作品は、博物館や有名コレクターのもとに秘蔵され、市場ではなかなか見られないことでも知られている。
スカイストーンの小寺は、マッキーと長年にわたる個人的な交流をもち、その素晴らしい作品を日本に紹介してきた。
このリングには、マッキー・プラテロの人並外れた技巧とセンスが集約されている。
見事なエンボス(凹凸の形を銀板の裏表から正確に打ち込む)、繊細なスタンプ、足しても引いてもバランスが崩れてしまう絶妙な間など、どの角度から見ても飽きさせない逸品である。
プリミティブな文様の組み合わせを、ここまでモダンに見せるデザインは、マッキーでなければできない作品だ。
縦長の大きなリング(縦:約43mm)で一見、扱いにくそうに見えるが、着けてみると、そのフィット感には驚かされる。着け心地においても一流の技術と感性が発揮されていることがわかる。
まさにマッキーでなければ製作できない、唯一無二なシルバーリングとなっている。
■Category: | Ring |
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■Artist: | Mckee Platero |
■Origin: | Others |
■Size: | 25号 |