希少な国産珊瑚を使ったオリジナルジュエリーについて 〈その3〉

こんにちは、トシです。

前回に引き続き、珊瑚(サンゴ)を使ったジュエリに関してお話し致します。


日本産赤珊瑚について


国産の珊瑚は深海に生息し、長い年月を掛けて成長します。

その透明感のある深い赤色が珍重され、採取量の少なさから希少性が非常に高くなっています。

特に中国では日本産が人気で、採取される多くがそちらに流れてしまい、入手がますます難しくなっています。

弊社では良い原木だけを選び抜いて買い付けていますので、品質に自信があります。


国産赤珊瑚の原木(一部テスト研磨)  ※珊瑚は刺胞動物だが、樹枝状の形から業界では珊瑚を ”木” と表現する



ちなみに赤色は中国や日本など多くの民族が魔除として使う色であり、「太陽・炎」などエネルギーの象徴でもあります。


日本の珊瑚はフが入るのが特徴です。

均一な色を目指すとフは邪魔ですが、「フが入っていない原木は日本産ではない可能性が高い」とも言えます。


国産赤珊瑚のルースの裏側   中央に走る白い部分はフ

《次回へ続く》

Profile
Toshi
幼い頃から石器や土器、化石や鉱物が大好物。
民族音楽にも興味があり、南米と北米の楽器を集めて演奏も趣味に。
そこからネイティブジュエリーにも興味が湧き、Skystone Tradingで本物に出会いその虜となる。前職でアメリカ駐在員の時に、小寺の買付けに同行したことをきっかけに、ついに社員となってしまった。

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