希少な国産珊瑚を使ったオリジナルジュエリーについて 〈その2〉
こんにちは、トシです。
前回に引き続き、珊瑚(サンゴ)を使ったジュエリに関してお話し致します。
地中海産の珊瑚について
地中海の珊瑚は浅いところでは水深50メートルぐらいから生息しています。
浅い海はプランクトンが豊富なので成長が早く、採取も容易なため採取量が多く、市場には広く出回ります。
ただし原木は小さく日本産よりも柔らかめで色が薄い傾向です。
日本産の様なフ(白っぽい骨の様な部分)が入らず、そのために色ムラが少いので原木からの加工が容易です。
地中海産の赤珊瑚と桃珊瑚
日本産桃珊瑚の原木。 断面の中心部の白い部分が フ
※珊瑚は刺胞動物だが、樹枝状の形から業界では珊瑚を ”木” と表現する
今回のブログの表紙写真は、スーパーハイグレードのLone Mountain Turquoiseと珊瑚のブレスレット(Skystone Trading所蔵)。
アメリカの専門雑誌に掲載されている名品。軽井沢の弊店には、このようなミュージアムクラスのジュエリーを多数、展示。
《次回へ続く》