天然ゴールドのオリジナルジュエリーについて(その1)
こんにちは、トシです。
今回は天然ゴールドをのせたオリジナルジュエリーに関して書きたいと思います。
エジプトのツタンカーメン、南米アンデスのシカン文化、といえば、黄金のマスクです。
世界中の名だたる王族や権力者はゴールドへ強い憧れを持っていました。
どの時代においてもゴールドは、人を惹きつけてやみません。
古代においては、深く掘削し金鉱石を採ったり、電気分解や化学薬品を使った精錬※1の手法法はありません。
ですのでゴールドの入手は自然の状態で見つかる砂金やナゲット、岩石の中の目視可能なゴールドの製錬※2が主流だったのでしょう。
※1製錬(smelting) : 鉱石から金属を取り出す作業。
※2精錬(refinishing) : 金属から不純物を取り出す作業。
製錬と精錬を行い加工する事を総じて“冶金(やきん) : metallurgy”とも言います。
精錬された純金のインゴット(延べ棒)には目がくらみますが、製錬前の天然ゴールドは、「冒険への憧れ」の様なロマンを感じます。
《次回へ続く》