胸元の究極装飾アイテム ボロタイについて(その1)
こんにちは、トシです。
何回かに渡り、ボロタイについてお話し致します。
Bolo tie(ボロタイ)は、米国ではBola tie (ボラタイ)とも言われています。
Elias Perez Martinez(1924-2005)作 Lone Mountain Turquoise Bolo (Skystone Trading所蔵)
[ボロタイの歴史]
諸説はあるとは思いますが、初めてボロタイの原型を作ったのが1940年代後半、アリゾナ州ウィッケンバーグ(Wickenburg)のビクター・シダースタッフ氏(Victor Emanuel Cedarstaff)だと言われています。
米国の1898創刊で今も続くウエスタン ライフスタイル マガジン【Sunset】によると・・・
ビクターはある日、アリゾナ州ウィッケンバーグ(Wickenburg)
でカウボーイとして馬に乗っていた時、風でカウボーイハットが飛んでしまった。銀で縁取られたハットバンド(帽子に巻き付けられた銀をあしらった皮製の飾り)を失うのを恐れた彼は、帽子からそれを外して首に掛けた。
仲間はそれを見て「いいネクタイだな!」と、からかった。
しかし、そこからアイデアが浮かんだビクターは、すぐに最初のBola tieを作った。
その後、ビクターは自身がデザインしたボロタイで特許を取得しています。
Sunset Magazine
《次回へ続く》