フレッド・ペシュラカイ 極上バーナム バングル

こんにちは、トシです。

新たにSkystone Tradingのコレクションに加わったジュエリーを紹介致します。

ナバホの偉大なる作家Fred Peshlakai(1896-1974)の作品です。


彼の作品の中でも、最高峰のBurnham(バーナム)Turquoiseがのったバングルだと思います。



彼の作品にはHallmark(作家を示す刻印)が無いものがありコレクター泣かせですが、このバングルにはそれがあります。



Fred Peshlakai について少し解説します。

銀細工に初めてターコイズをはめたのが、1880年代 ナバホのSlender Maker of Silver(やせっぽち銀細工師)と云えられています。

彼が初代のネイティブジュエリー作家とすれば、初代が1917年に亡くなるまで、彼の工房で働き技術を学んだ甥のFred Peshlakai が、第2世代のまさに後継者です。

Fred はスタンプやファイルワークなどの新しい技術や、細長い銀棒を重ねブレスレットを作りターコイズをねじったワイヤで縁取るなどのデザインを編み出し、ネイティブジュエリーの洗練度を一段、押し上げています。


また彼の功績は後世の作家を育てた所にもあり、「 The Father of modern Navajo Jewelry」と称されるKenneth BegayもFred Peshlakaiの弟子です。


ネイティブジュエリーの歴史を辿れるコレクションの数々を是非、軽井沢SkystoneTradingの店舗でご覧ください。


Profile
Toshi
幼い頃から石器や土器、化石や鉱物が大好物。
民族音楽にも興味があり、南米と北米の楽器を集めて演奏も趣味に。
そこからネイティブジュエリーにも興味が湧き、Skystone Tradingで本物に出会いその虜となる。前職でアメリカ駐在員の時に、小寺の買付けに同行したことをきっかけに、ついに社員となってしまった。

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