米国買付け旅日記 4日目
こんにちは トシです。
いまだ時差ボケで何度か目が覚めます。
アリゾナに太陽と青空が戻ってきました。
こういう光に当たらない早く時差ボケが治りません。
さて本日ですが、大収穫がありました。
まずは出会いから。
サンタフェで5代も続くトレーディング&ギャラリーの老舗、ShiprockのFourts家の先代と現社長ご夫婦
ShiprockはNativeのアーティスト達の信頼も厚く、ジュエリーだけではなく陶器やラグ、ブラケット等も素晴らしい品揃いです。
小寺とは長いお付き合いとなっており、私(トシ)もShiprockを通じて巨匠達のジュエリーを入手してきました。
そして今回、伝説のアーティスト・Eveli Sabatieと私たちを引き合わせて頂きました。
写真中央の小柄な女性がEveliです。
Eveli Sabatie (1940~)はアルジェリア東部で生まれモロッコで育ち、フランスに留学し1968年にアメリカに渡っています。
nativeの文化に強い関心を持った彼女は、巨匠Charles Loloma(チャールズ・ロロマ)に出会い、彼のスタジオに加わる事になります。
単なるLolomaの弟子ではなく、Lolomaの作風に劇的な変化を与えました。
1972年にLolomaのスタジオを去り、サンタフェに拠点を移して更に独創と精神的な面を高め、同じところに留まらずに常に新たな素材やデザインで作品を次々と生み出しています。
昨年2022年には素晴らしい作品集が刊行されました。
今回の旅での大収穫のジュエリーです。
LolomaのLander Blueリング。
完璧なマトリックスと色です。こんな凄い素材を使えた時代があったのです。